2018-05-01

栗コーダーカルテット 関島岳郎さんよりコメントをいただきました


栗コーダーカルテットは12月になると
「栗コーダーのクリスマス」と題したライブを結成以来ずっと行っている。 

 

最初は南青山のマンダラで、そしてSTAR PINE’S CAFEができてからはずっとSTAR PINE’S CAFE で。

 

22年目の昨年は「栗コーダー&フレンズのクリスマス」と題して東南アジアツアーの流れのメンバーを招き、
今までとちょっと雰囲気の違う内容だったが、それでもずいぶん長く続けてきている。

 

STAR PINE’S CAFEにクリスマスライブの場所を移した後、ライブ中のステージ写真を見て、照明が美しいことに気がついた。照明の小宮君が頑張ってくれている。それが年を重ねるごとに、さらに変化し、向上していくのだ。この数年間は、照明の範疇を超えた装飾も素晴らしく、いったいどこまでいくのだろうと感じていたものだ。

 

「栗コーダーのクリスマス」は、ある時期から曲目もゲストもほとんど変わらず、毎年変化のない恒例の行事となっていた。変わらないことをこのライブの美徳としながらも、メンバーそれぞれの内心には、そろそろ変化させるか一旦終わるかしても良いのでは、という気持ちもあったと思う。その恒例の行事を続ける動機付けのひとつとして、STAR PINE’S CAFEの気持ちの良いスタッフ達の笑顔、そして小宮君の素晴らしい照明があった。クリスマスライブが近づくと、今年は小宮君がどんなことをしてくれるのかと楽しみにしていたものだ。

 

その小宮君がSTAR PINE’S CAFEを辞めて独立した。STAR PINE’S CAFEでいつでも会えた顔が消えるのは寂しいが、あの小宮君の照明の世界をいろいろな場所で見ることができるようになるのはワクワクすることだ。これからも末長くおつきあいさせていただきたい。

 

関島岳郎 (栗コーダーカルテット)